はんのベストバイ2021(ガジェット類)

この記事は はんドンクラブ ベストバイカレンダー 26日目の記事です!!!*1

私の今年のベストバイは,大きく2つに分けてランキングを作ってみることにしました。

  1. 家電・ガジェット*2 ←今日はこっち!
  2. 上記以外

今日は上の家電・ガジェットのベスト10を発表します。まだそれ以外のベスト10をご覧になっていない方は,よろしければそちらもご覧ください。

また,ランキングは以下の基準で選びました。

  • 2020年12月〜2021年11月に買い,今も使っているもの
  • 他人にプレゼントしたものと婚姻関係のものは除外

それではどうぞ!

ランキング

10位. HANWA コードレスミニリビングファン PR-F038

product.rakuten.co.jp

  • 概要: 充電式の小さい首振り扇風機。
  • 購入価格: 約3,000円(税込) @近所のJoshin

f:id:highemerly:20211225155009j:plain:w420
扇風機。右はサイズ比較用のiPhone12 mini。

ただの扇風機です。夏にテレワークをしているとき,PCの熱がすごく,エアコンを付けても室温が上がりがちだったためサーキュレータを兼ねて購入しました。充電式なので好きなところに気軽におけるので便利です。

9位. ロジクール ワイヤレストラックボール M575S

M570からの買い換えです。

f:id:highemerly:20211225160005j:plain:w420
左がM570,右が今回購入したM575。

私はWindowsでの入力デバイス親指トラックボール*3です。定番のM570は2個使いつぶしました。ずっと使っていた2代目M570の調子が悪かったので3代目を購入しようとしたら,新作が発売されていたのでそちらを購入しました。

旧機種(M570)と新機種(M575)を比較した良い点・悪い点をレビューすべきなのでしょうが,正直何も感じていないので特に書けません。純粋な後継機種と捉えて良いと思います。ただし,新機種はPCとのBluetooth接続に対応しています。すなわち,旧機種では専用のUSBドングル(Unifying USB)が必要でしたが,新機種ではUSBドングルが必須ではありません。

M575は,トラックボールを使ったことがない人にもおすすめしやすく,かつ非常に安価ながらも万人受けするモデルです。マウスを使うより,机が広く感じられますよ。少しでも興味ある方は是非ご検討ください。

8位. Anker 掃除機ロボット RoboVac L70 Hybrid

  • 概要: Wi-Fi対応で水拭き対応のロボット掃除機。
  • 購入価格:¥38,360(税込) @Amazon

同じメーカーの11Sからの買い換えです。11Sのバッテリーが劣化し常時警告がでるようになったため,AmazonのタイムセールのタイミングでL70に買い換えました。

ざっくり,特徴はこんな感じです。

  1. Wi-Fi接続でアプリ・Amazon Echoなどから操作可能
  2. 地図を作る(安価なモデルに多いランダム走行ではない)
  3. 掃除しながら水拭きもできる

私は買って良かったなとは思うものの,万人にはお勧めしづらいというのが正直なところです。理由を一言で言うと,水拭き関連の準備がめんどくさいからです。水拭き機能は正直なくても良かった,または水拭き専用機(ブラーバ等)を別に買った方が良かったかもしれないと思っています。

f:id:highemerly:20211225162453p:plain:w420
RovoVac L70 Hybrid。左下が給水タンク,右下が水拭きモップ,右上はサイズ比較用のiPhone12 mini。

  1. 水の管理がめんどくさい
    • 給水タンクが変わった形状をしており,水を完全に抜ききることが難しい
  2. 水拭き用モップの管理がめんどくさい
    • 水拭きをするときはモップを濡らして取り付け,掃除が終わったらすぐに洗う必要がある*4
    • 水拭きをしないときはモップを取り外しておく必要がある
  3. 水拭き禁止エリアの設定がめんどくさい
    • カーペットなど水拭きをしてはならないエリアを,事前にアプリで指定する必要がある
    • しかし水拭き禁止エリアはたまにズレて認識される。適切なバッファを持って指定しないと事故が起こる

ここまで読んでもなお欲しいと思った方にはオススメです。部屋は本当にキレイになりますし,掃除させたいときは「アレクサ,Rovovacで掃除をして」と言うだけなので楽です。アプリもなかなか出来が良く,細かな設定の他に過去の掃除履歴の確認が可能です。

f:id:highemerly:20211225154536j:plain:w420
Eufyアプリ。黄色が水拭き禁止エリア,赤が掃除禁止エリアで,それぞれ指定可能。

7位. Anker SoundCore Life P3

  • 概要: IPX4でノイキャンがついてる完全分離イヤホン。
  • 購入価格: ¥7,990(税込) @Amazon

私は,Appleの初代Airpods以外の完全分離イヤホンは使ったことがありませんでした。今回,Airpodsのバッテリー劣化に伴い,ノイキャン付きでそこそこバッテリーの持つ完全分離イヤホンを買おうと思い,Amazonのタイムセールで購入しました。

f:id:highemerly:20211225160022j:plain:w420
左が今回購入したAnker SoundCore P3。左は初代Airpods

主にWeb会議で利用しています。テレワーク時,家族やご近所さんに聞かれるべきではない機密性の高い会議に出席する場合に,また出社時,周囲が騒がしいときに出席する場合に利用しました。特に後者の場合,ノイキャンが効果を発揮しています。最もノイキャンを強くかける設定にしていても周囲の声が若干漏れ聞こえてくるものの,十分聞き取りやすいです

f:id:highemerly:20211225165305j:plain:w420
Soundcoreアプリ

ノイキャンの細かい設定はアプリで設定します。この製品のポイントは,一度アプリで設定を変えれば,本体側に設定が保存されることです。つまり,アプリを入れていないデバイスでもその設定が維持されるのです。

また,バッテリー持ちも良いです。私は平日の営業時間は7.5時間ですが,そのうち平均7時間ほどWeb会議に出席しています。その場合でも,SoundCore P3単体で3時間くらい連続で会議に出てもバッテリー切れになったことはありません。もちろん,不安なときはAirpodsと交代しながら使用しています。まあ,もう無職なので,こんなに連続で使う必要はありませんけどね。

6位. Auckly ワイヤレス充電器車載ホルダー 1109-03

  • 概要: 車でスマホを置く場所,ワイヤレス充電器付き。
  • 購入価格: ¥3,580(税込) @Amazon

特に説明不要と思われるよくあるやつです。スマホを置くと勝手にウィーンってホールドされるタイプです。

妻が結婚前から車を持っていたこともあり,私も今は完全に車中心の生活になっています。一方,ナビは備え付けのものではなくスマホアプリのナビを使いたかったので,車の停止中などに画面がすぐ見れるよう,車載ホルダーを買いました。

以前はドンキホーテで買ったやっすいやつを使ってました。ただ,充電ケーブルを挿すのが面倒だったのと,角度調整ができず見にくかったのとで買い換えました。今ではとても重宝しています。

5位. 日立 ドラム式洗濯乾燥機 BD-SX110FL 

引っ越しに伴い,約8年使った縦型洗濯機におさらばをし,初めてのドラム式を購入しました。風アイロン部です。

f:id:highemerly:20211225160038j:plain:w420
BD-SX110FL

良かった点は,大げさでなく生活が変わったことです。基本的に,洗濯+乾燥で回しておけば,あとは畳むだけです。外に干さなくてよいので朝に回す必然性もないし,洗剤と柔軟剤は自動投入なので毎回量を計る必要もありません。

このように,ドラム式はべた褒めしている人が多く,私も正直べた褒めしたいのですが,せっかくなので悪かった点・想像と違った点についても説明します。私は買って後悔している訳ではありません。これから買う人の参考になればと思い,あえてネガティブなことも書いておきます。

f:id:highemerly:20211225165548j:plain:w420
乾燥運転後掃除が必要な箇所。左は上部の乾燥フィルター,右はドアのパッキン。

  1. 意外とお手入れが面倒
    • 乾燥運転をした場合,毎回乾燥フィルターとドアのパッキンを掃除せねばなりません。乾燥終了後に取り出すとホコリだらけだからです。少し汚いですが写真も載せています。
    • とはいえ,慣れれば2~3分程度しかかからない作業ですので,気にならない方には気にならないと思います。
  2. ワイシャツなどをシワ無く乾かすためには工夫が必要
    • 服を入れすぎないこと。乾燥運転後すぐに取り出すこと。この2つを忘れると,残念ながらシワだらけになります。
  3. 漂白剤は自動投入されないので手動で入れなくてはならない
    • 洗剤と柔軟剤は自動投入されるモデルを探して買ったので,「まあ漂白剤までは無理か…」という感情です。
    • 漂白剤を使わないご家庭にはあまり関係ありませんが,我が家は毎回使うので,少しだけ面倒です。

振り返ると,どれも些細なわがままですね。裏を返すと,この作業すら面倒に感じてしまうほど他の作業が楽になるということかと思います。設置場所と搬入ルートが確保できる方みんなに勧めたいです。

4位. パナソニック 食洗機 NP-TH4

  • 概要: スタンダードな食洗機。
  • 購入価格: 約8万円(税込) @近所のJoshin

引っ越しにあわせて食洗機も買いました。初めての食洗機です。こちらの記事でも紹介されている新・三種の神器が全てランクインしました。

正直説明不要だとは思いますが,ともかく家事が楽になります。迷ってる方全てにオススメしたいです。私は残念ながら賃貸に住んでいるのでビルトインタイプは買えませんでしたが,据え置きタイプとしては大きめのサイズのものを買いました。鍋とかフライパンとかも全部入れてしまっています。あと,食洗機対応かどうかよく分からないものも入れてみてます*5。むしろ対応していない食器は駆逐する予定なので,耐えられなかった子達は捨てるつもりでいます。

3位. アイリスオーヤマ コードレスハンディクリーナー IC-H50-B

  • 概要: 小型の充電式ハンディークリーナー。
  • 購入価格: ¥6,630(税込) @Amazon

新・三種の神器を超えたのはハンディクリーナーです。充電式でコードレスなのが本当に楽で,ロボット掃除機が届かない内階段やカーペットの掃除がこまめに出来るようになりました。また,空気清浄機のフィルター掃除も楽になりました。

特に説明することがないのであっさりとしていますが,QoLは格段に上がりましたので,3位にランクインです。

2位. IODATA SIMフリー4GルータWN-CS300FR

  • 概要: LTESIMカードを挿すと据え置きルータになるやつ。
  • 購入価格: ¥13,073(税込) @Amazon

え,Wi-Fiが遅くて困っているって?そんな方にはいい記事がありますよ。

あ,話題がそれました。ベストバイ2位はルータです。

f:id:highemerly:20211225160109j:plain:w420
引越直後のインターネット未開通の時期に臨時で構築したWi-Fiスマートホーム環境。右上に今回購入したWN-CS300FRが設置されている。

今年引っ越しをしたのですが,引っ越しで大事なのはインターネットをいち早く開通させることです。私の家はスマートホーム化が進んでおり,インターネットがなければ鍵が開かない・電気やエアコンが付かない・掃除ができないからです。

そんな中,どこかの会社のやらかしにより,引っ越し先でのインターネット回線開通が非常に遅れました。そのため,約2ヶ月ほど,楽天モバイルを使って家庭内ネットワークをインターネットに接続する必要がありました。そのときに活躍したのがこの製品です。

このルータにはSIMカードが刺さり,Wi-Fiまたは有線で複数のデバイスをつなぐことが出来ます。この製品の特に良いところは以下の2つです。

  1. 有線でデバイスを接続できる
  2. 携帯電波のバンドを固定できる
    • 楽天モバイルは,楽天モバイルの電波とauの電波の2つを自動で選択し,最適な方を使って通信する仕組みとなっています。しかし,auの電波を使う場合はデータ量に制限があるため,使い放題となる楽天モバイルの電波だけ使いたいですよね。この製品ではその機能が搭載されています。

当初は使い終わったらメルカリで売ろうかとも思いましたが,回線が故障したときに備えて持っておくことにしています。え,超低遅延の5Gに未対応で,LTEしか掴めないこの機種を取っておいてどうするんだって? まずはこの記事を読んで出直してきてね。

1位. Sunon 電動昇降式デスク

  • 概要: 電動で高さが変わる机。
  • 購入価格: ¥32,734(税込) @Amazon

間違いなく今年のナンバーワンはこの電動昇降式デスクです。テレワークでずっと座りっぱなしなのが気になっていて,立って仕事がしたいと思って購入しました。

f:id:highemerly:20211225154906p:plain:w420
デスク周り(天板を下げた状態)。左が今回購入したSunonの電動昇降式デスク。

f:id:highemerly:20211225154612p:plain:w420
デスク周り(天板を上げてスタンディングデスクにした状態)。左が今回購入したSunonの電動昇降式デスク。

設置イメージはこんな感じです。右側にあるデスクは昇降しませんので,立って仕事をするときは使えません。

手動昇降式だとめんどくさくなって昇降させないだろうなと思い,電動昇降式を選びました。しかし,電動昇降式はなかなか高価です。そこで,比較的安価なモデルを探していたところ,この製品にたどり着きました。

コスパのよい電動昇降式デスクで有名のはflexispotでしょう。flexispotのコスパの良いモデルは天板とフレームが別売りなのに対し,Sumonはこの値段でも天板・フレームがセットで売られています。

f:id:highemerly:20211225175148j:plain:w420
操作盤。上下矢印ボタンは細かな調整,数字ボタンはメモリー機能が利用できる。天板の高さを表す数字はしばらく待つと消えます。

天板の上げ下げはボタンを押すだけで簡単に行えますし,安価なモデルでは削られがちの安全機構(何かが引っかかってうまく上げ下げ出来ない場合に緊急停止する機能)もしっかり付いています。

誰も目的を知らないWeb会議に出席しているときや,要件は決まってないけど今すぐ設計書を提出しろと言われやる気がなくなったときでも,とりあえず立ち上がるとなんとかなるものです。テレワーク中心のワークスタイルを取っている方には是非オススメしたいです。まあ,私はもう無職なので関係ないのですが。

おわりに

いかがでしたか?

最後に,アドベントカレンダーにご参加頂いた皆さん・読んでくださった皆さん,本当にありがとうございました。とてもユニークな様々な記事を投稿してくださり,とても盛り上がったのではないかと思います。もちろん来年も開催予定ですので,是非ご参加くださいね。それでは!

*1:アドベントカレンダーは25日間しか続けない,って誰が決めたんですか?

*2:定義は「商用電源に接続が必要,または充電が必要なもの」とします。

*3:またはThinkPadトラックポイント(赤ポチ)派

*4:忘れて1日放置していたときはマジで臭くなりました。

*5:自己責任でお願いします