なぜこの家を買ったんだろう?
こんにちは。はんドンクラブ管理人のはんです。この記事は、はんドンクラブアドベントカレンダー10日目の記事です。
今年も恒例の2023年のベストバイを書こうかと考えましたが、今年のベストバイは間違いなく家なんですよね。ということで、例年と少し趣向を変え、なんでこの家を買ったんだろう?という説明をしたいと思います。
なお、「なぜ家を買ったか」「なぜ戸建てなのか」は触れません。「なぜこのハウスメーカー、なぜこの仕様を選んだか」みたいな、ちょっと細かい話です。
参考: ハウスメーカーとは?
はじめに
私の家の基本的なスペックは以下のとおりです。
- 注文住宅
- 土地も新規購入(建築条件付き土地)
- 2階建て、4LDK、庭あり、駐車場 1台
- 東京へ通えるけど遠いからあんまり行きたくないくらいの距離
ほとんど考慮しなかったこと
家を建てようと思ってインターネットで情報収集すると、たくさん情報が出てきますよね。「○○(会社名)の家は○○がいい!!」「○○(設備)は絶対付けろ!」みたいな。 でも、考えれば考えるほど、意味がない情報がたくさん紛れている気がしてきました。この章では、私が重視しなかったものを説明していこうと思います。
1. 構造・工法
住宅展示場に行くと、かなりの高確率で、序盤の営業トークで「うちは○○工法なので、他社よりいいですよ」と言われます。 そして、家を建てる人は皆、構造・工法に詳しくなっていきます。
構造とは、家を支える躯体の話です。誤解を恐れず超概要でお伝えすると、構造は大きく3つに分類できます。
構造 | 概要 | 主なメリット |
---|---|---|
木造(従来工法) | 木製の柱・梁で建物を支える | 間取りの自由度が高い |
木造(2x4工法) | 木製の壁・天井で建物を支える | 気密性が高い、施工が早い |
鉄骨造 | 金属で建物を支える | 耐火・耐震性が高い、施工が早い |
そして、ハウスメーカーの営業トークでは、必ず自社の構造以外のデメリットを説明します。自社を上げるのではなく、他社を下げるんですね。
でもですね。
今はどのメーカーも弱点を克服する工夫をしています。例えば、以下のような営業トークがありますが、全てに合理的に反論できるようになってしまいました。
(1) 鉄骨メーカーのうたい文句: 「木造はシロアリに食われますよ」
→ 鉄骨でも、重要な柱が鉄骨なだけで、大半は木です。木造だろうと鉄骨だろうと、定期的にシロアリ駆除を勧められます。
(2) 木造メーカーのうたい文句 : 「鉄骨はいつか錆びますよ」
→ どこでも錆びない加工をしています。
(3) 木造(2x4工法)や鉄骨造メーカーのうたい文句: 「従来工法は職人の腕によるばらつきが大きいですよ」
→(これはメーカーによりますが、)ちゃんとしたメーカーなら、腕のある職人を雇う・育てるために、相当金をかけてます。 あと、どんな工法でも、最後は人間が作ります。
要は、バランスです。好きな構造にすればいいんじゃないでしょうか。
2. UA値
聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれません。UA値とは「住宅の熱がどれだけ逃げにくいか」を表す指標です。要するに、家がどれだけ暖かいか、ということです。インターネットでハウスメーカー選びと検索すると、様々なUA値オタクが様々なことを言っているのがわかります。 家に関する定量的な数値の中でも、認知度が最も高い数値だと言っていいと思います。UA値がハウスメーカー選びの最重要指標になっている人もいらっしゃるようです。
でもですね。
そのUA値はカタログ値なので、あなたの家がそのUA値になるわけじゃないんですよね。
そして、あなたの家の暖かさは、ハウスメーカーではなく、何を使ってどう作るかで決まります。
ですから、家を暖かくしたい場合に、それが得意なハウスメーカーを選択するのは確かに一手です。でも、窓をどう選ぶか・換気をどうするか・空調をどうするか、とか、個別の仕様をちゃんと考える方が大事なんですよね。窓はマジで大事で、樹脂サッシのペアガラスにしとけば多分なんとかなります 。要するに、ちゃんと考えれば、ある程度の暖かい家はどこのメーカーでも作れるんじゃないかと思うんですよね。
そうそう、最近の家って、昔の戸建てと違い、どこのハウスメーカーでも・どんな仕様だとしても、暖かいですよ。 「戸建ては冬寒い!」というのは、相当古い考えです (正直、どちらかというと、夏の暑さ対策の方をしっかりやった方が良いです)。
ちなみに。少しハウスメーカーを調べた方は、UA値といえば一条工務店という印象を持ってると思います。実際、一条の家は、お金さえあればとても良い選択肢だと思いました。でも私は、UA値だけでハウスメーカーを選ぶのはなんか違うんじゃないかな?意味ないんじゃない?と結論づけました。
3. 坪単価
1坪いくらくらいで家が建てられるかの目安として、坪単価というものがあります。ハウスメーカー比較で序盤に出てくる言葉です。相場として、1坪あたり50万を切ればローコストハウスメーカーとして紹介されます。逆に100万超えるメーカーはハイエンドなハウスメーカーです。
一般的な戸建てだと延べ床の最低が30坪くらいだと考えられますから、ざっくり計算するとこんなもんです。
坪単価 | 30坪 |
---|---|
50万 | 1,500万 |
75万 | 2,250万 |
100万 | 3,000万 |
でもですね。
家は決して「1坪いくら」という値段で販売されるわけではないです。もちろんハウスメーカーによって相場があるのは事実ですが、それでも細かな仕様によってそれぞれ費用が積み重ねられるわけです。
どうせ、同じメーカー・同じ延べ床面積で作ったとしても、キッチンのグレードを変えるだけで簡単に100万増えます。買った土地によって、土地の整地にかかかる費用が0円のときもあれば、150万のときもあります。駐車場のための生コンクリートってすごい高いんで、面積に応じて跳ね上がります。・・・。挙げきれないですが、ちょっと仕様を変えると100万円動く、なんてザラなんですよね。
坪単価は、相対的なものとして相場を見るために使うのはよいのですが、この数字を考慮するのは、なんの意味もないよね、と言いたいです。
気にしたこと
やっとここから本編です。私が重視したことを、これから家を建てる人に向けて紹介しますね。
ハウスメーカー営業
ハウスメーカーを選ぶ基準は、5-6割くらいがこれだと思います。結局、人間、そういうもんだと思います。
相当いろんなメーカーの人に会いましたが、私が大事だと思ったのは
- 適度に打ち合わせの予定が取りやすい人
- 質問に直接答えてくれる人(→ 質問の答えを直接言わず、自社のアピールにすり替えてしまう営業さんは想像以上に多いです)
- 費用の話ができる人(→ 中堅以上の価格帯のハウスメーカーに多い気がしますが、お金の話を意図的に避ける営業さんは想像以上に多いです)
です。
まあ、あとは相性ですかね。
土地
土地をお持ちの方には関係ありませんが、土地をあたらに探す方も多いと思います。土地関係で考慮したことをいくつかご案内します。
ハウスメーカーの対応
これは、土地の話というより、正確にはハウスメーカーの話です。
少なくとも首都圏では、いい土地は発売開始後1-2日程度で売り切れます。そして、通常は早い者勝ちとなります(私は珍しく抽選方式の土地で、発売日当日に申し込み、倍率4倍でしたが当選しました)。ですから、ハウスメーカーには以下の能力を求めるべきです。
- 土地の発売情報をリアルタイムに把握し、すぐ連絡してくれる
- その土地で自社の家を立てた場合のプランの案をすぐに作れる
1つめの土地の発売情報は地元工務店系がやはり強いですが、全国展開している大手でも十分頑張っている印象でした。結局、情報網は一緒なんですよね。だから、完全に営業さんのやる気次第だと考えていいと思います。
2つめのプランですが、土地の大きさや形だけでなく、建ぺい率、方角(日当たり)、電柱の位置などによって、建てられる家は大きく変わります。ですから、土地を買ってしまった後、やりたいことができないと発覚すると困るわけですよね。土地が発売されて、即日連絡してくれて、翌日にはラフなプランができる、くらいのスピード感でやってもらえないと、人気のない土地しか買えないことになってしまいます。
行政区域・条例
土地選びに際し、条例の考慮がある程度必要です。要するに、どういう行政区域にするかということです。
気にすべきことはたくさんありますが、ここでは、他所であまり紹介されてない最低敷地面積を説明したいと思います。
売主は、大きな土地を発売できる場合であっても、できるだけ細かく分割して多くの人に売ろうとします。"文筆"といいます。なぜかというと、できるだけ多くの人に分けて売った方が、より儲かるからです。しかしながら、あまりに文筆しすぎると狭い家だらけになってしまうので、市町村は都市計画に沿って「最低敷地面積」を設けています。これを下回った土地には、新しい建物を建てる許可が下りません。
結果として、市場には基本的に最低敷地面積ギリギリの土地が出回ります。 なぜ東京の家は狭くなりがちかというと、単に土地が高いからだけではなんですね。東京は最低敷地面積がめっちゃ狭いから、という理由もあるのです。
ですから、希望の敷地面積と希望の市町村を見比べて、現実的にそんな土地が出てくるのか? というのはちゃんと考えた方がいいです。でないと、ありえない条件の土地を探し続けることになります。
そのほか条例関係では、
- 建ぺい率(周りの家の敷地ギリギリまで家を建てないように、土地面積のうち何%まで建物にしてよいかが決まっています)
- 日照権(周りの家の日照を確保しするような高さの家を建てる必要があります。これも都道府県によって条件が異なり、東京は緩いです)
- 緑化面積(条例により土地面積のうち何%を緑化しろ、などと制限されるケースもあります)
など、考えることは山のようにありますが、まあこの辺はメーカーがいい感じにやってくれるでしょう。
標準仕様
ハウスメーカー営業から序盤に出てくる概算見積もりだったり、"坪単価" と呼ばれるものは、標準仕様(標準設備)と呼ばれる設備を前提として計算されていることが多いです。仕様とは、例えば、どんな外壁か?どんなキッチンか?どんなお風呂か? どんな門柱か?どんな床板か?などのことです。
この場合、標準仕様以外の設備を入れたいとリクエストすると、
- 差額の負担で対応できるケース(オプション料金を払うだけでOK)
- 差額以上の負担が必要だが、対応できるケース(オプション料金の他、関係ない部分の増額があり、結果的にオプション料金の数倍以上になる)
- そもそも対応できないケース
の3パターンの対応が考えられます。全部 1. で 対応できると思われがちなんですが、ハウスメーカーの技術や契約の問題で、 2. や3. となるパターンがあることに注意が必要なんですね。
- の例は、簡単に言うと「この見積もりは弊社指定のキッチンから選ぶ場合を前提とした割引が入っています。それ以外のキッチンを指定する場合は、全体の割引ができなくなります」というケースです。3. の例は、「うちは構造上、外壁にタイルはつかえません」というケースです。要するに、特に抑えておきたい仕様、絶対に入れたい設備がある方は、ハウスメーカー選び前に標準仕様を確認した方が良いです。でないと、想定外の費用追加が発生しちゃうんですよ。
あ、でも、"標準仕様でハウスメーカを決めろ"と言いたいわけではないですよ。"標準設備ではなく自分の欲しい設備を前提とした概算見積もりでハウスメーカーを比較する" ことがとても大事だよ、でないとそれは公平な相見積もりじゃないよ、ってことです。
参考までに、私が特に気にしたポイントは以下のとおりです。
外壁/屋根
私は、メンテナンスを最も気にすべきは、ほぼ間違いなく外壁と屋根だと結論づけました。なぜかというと、外壁や屋根を直すためには足場を組む必要があり、その足場代がともかく高いからです。メンテナンスコストがかかるが安い外壁にするか、あまりかからないがイニシャルの高い外壁にするかは、真っ先に考えるべきです。
誤解のなきように申し上げますが、トータルコストの話はしてません。どっちの期待値の方が安いか、私にも分からないからです。最後は、気持ちや安心感の問題じゃないですかね。要はバランスです。
窓
樹脂サッシ。ダブルガラス。以上です。
これを後から見積もりに入れてもらうと費用が爆上がりします。
耐震等級3, ZEH, 認定長期優良, ・・・
公的機関に自分の家を認定してもらう話です。耐震等級3やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)などが有名です。しかし、認定してもらうためには第三者機関にそれなりのお金(最悪、数十万円かかります)を払い、エビデンスを作る必要があるため、メーカーによっては例えば 耐震等級3"相当" だよ という触れ込みで販売しているケースがあります。
しかし、"相当" では困るケースがいくつかあります。例えば、かなり適用範囲の広いこの補助金(旧:こどもみらい補助金)を申請すると、ZEHの家にするだけで国から100万円もらえます。
また、耐震等級によって、地震保険の額が大きく変わります。耐震等級3はかなり安くなります。
見積もりをもらうときには、何の補助金を前提としているか、何の認定をとるか、認定に必要な費用は入っているか 、ちゃんと確認しましょう。
LANケーブル
これは説明不要でしょう。
私は家の主要ネットワーク設備を 2.5G Ethernetで組んでいるので、Cat6 です(ちなみに、主要設備はPoE機器で給電しています)。10Gを見越してCat6Aにしたいという方もいらっしゃるでしょうが、私はオーバースペックだという考えなので、あえてCat6にしています。
結局これは、LANケーブルのカテゴリとはなにか、ハウスメーカーの営業さんが理解しているかが重要となります。私の担当営業さんは、私から何も具体的にお願いしてないのに、「○○さん(私)はカテゴリ気にする人だと思ったので、Cat6のパターンとCat6Aのパターンで見積もってきました!」と見積書を出してくれました。ああそうですね・・・ってちょっとビビりました。
保証
ハウスメーカーによる一番の違いは保証だ、という方もいらっしゃると思います。確かに、最も保証期間が短いメーカーだと10年保証(法律上、建物は必ず10年間保証しなくてはならないため)ですが、メーカーによっては60年などもっと長い保証を謳っている場合もあります。
正直、保証の差が重要なのか、メーカー選びで気にするべきなのか、これは私もわからなかったです。
まず、大半の場合、あくまで長期保証してくれるのは躯体(構造)だけです。当然ですが、5年後にキッチンが壊れても直してくれません。そもそも躯体についても、「長期保証を有効にするためには、○年おきに有償点検を受けなくてはなりません」という契約の場合がめちゃくちゃ多いです。結局意味あんの?って思ってしまいます。
一方、これだけ高い買い物ですから、「安心感」ということで、保証が長いメーカーにするのも悪くはないと思います。要はバランスです。
おすすめしたい設備
最後に、話題がちょっとそれますが、私が特におすすめしたい設備を少しだけお話しして終わりにします。
床ワイパー/おそうじ浴槽
ボタン一つで床と風呂釜を自動洗浄してくれます。 予算上選べるなら超絶オススメです。毎日の掃除はマジで不要になります。
スマホ連携型のインターホン
お子さんがいらっしゃるご家庭にオススメです。
我が家では、外のインターホン親機を押されても、家の中の子機は一切音が鳴らない設定にしています。代わりに、スマホに通知がいくんですね。
こうすると、「子供がせっかく寝たのに・・・」「夜勤空けで寝てたのに・・・」というタイミングで、宗教勧誘が来ても、起こされなくなるんですよ。
スマート照明
パナさんのアドバンスリンクは、意外とよくできています。 結構お高いので一部にしか採用していないのですが、リビングだけの設定でも相当快適です。
壁につけるスイッチがわざと使いにくくしてるのではないかと思うくらい使いにくいのが難点です。
lixilのスマートポケット
洗面台って大体3面鏡収納じゃないですか。あれ、使いやすいと思ったことは一度もないんですが、一般には使いやすいというに認識なんでしょうか?
そこで、細かいんですが、3面鏡収納の下にLIXILさんのスマートポケットをつけると便利です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
書きたいことを書き殴った感じの記事になってしまいましたが、何か参考になれば嬉しいです。
アドカレはまだまだ続きます。他の方の記事も読んでみてくださいね。
謝辞
@りおつ ほんとありがとう。
はんのベストバイ2022
この記事は、はんドンクラブ - その2 Advent Calendar 2022 - Adventar 11日目の記事です。
はじめに
今年も年間のベストバイを書きました! 今年は子供のために買ったものが多く、ノージャンルでランキング付けすると育児グッズだらけになりそうなので、ランキングを分けることにしました。育児編と育児以外編でそれぞれ7個ずつご紹介します。
育児編
7位. 八幡化成 バスケット アプリコットL
おむつ用ゴミ箱です。市販品にはおむつ専用のゴミ箱もありますが、我が家はもう少しコンパクトなものが欲しかったので、これにしました。蓋の密閉がとても良く、蓋を閉めると全く匂いがしません。更に、蓋が開けやすく閉めやすいのでストレスもありません。いろんなサイズがあるので、場所を取る専用品を買いたくない人にはとてもオススメです。
1位じゃない理由: 微妙に高い。
6位. Richell わけわけフリージング
離乳食を冷凍するときに使うやつです。「100均のやつでいいじゃん!」と思ってたんですが、冷凍後の離乳食ががとても取り出しやすく、全然違います。準備のストレスが減ります。我が家は全部これになりました。さらに食洗機にも対応していますので、片付けも楽です。食関係で買って良かったNo.1かなと思います。
1位じゃない理由: 一度食洗機の中で、水の勢いで吹っ飛んで、ぐじゃぐじゃに変形した。
5位. SwitchBot 温湿度計
育児用品じゃねえだろ!!って怒られそうですが、我が家では育児用品です。私も妻もあまりエアコンを入れない性格で、寒かろうが暑かろうが、まずは耐えようとするんですよね。ただそれは子供に良くないだろうということで、Switchbot温度計+Switchbotスマートリモコンを使って、ある閾値を超えると強制的に暖房・冷房を入れるようにしました。便利で、かつ安心です。そんなに耐えねえわ!って方でも、階の違う寝室に子供だけで寝かせているときの温度管理に便利ですよ。
1位じゃない理由: 湿度があまり正確じゃない気がする。
4位. コンビ ネイルケアセット
あらゆる子育てブログでオススメされまくってるのでご存じの方が多いと思います。電動爪ヤスリです。最初は爪切りばさみで頑張ろうと格闘していましたが、爪を切ろうとすると全力で暴れ、一度指を軽く切ってしまう事故が発生しました。その再発防止策として電動ヤスリを買うことにしました。少し高いので買うのを躊躇していたのですが、安全だし短時間で終わるしで、結果的に満足してます。なお、いろんな種類のヤスリが入ってますが、1つしか使ってません。
1位じゃない理由: ヤスリが小さすぎて、子供が食べた(吐き出させました)。
3位. Imou ネットワークカメラ
見守りカメラとして使っています。前述の通り、我が家ではリビングと階が異なる寝室で先に子供だけ寝かせるため、見守りシステムが必須です。このカメラはめちゃくちゃ安いのですが、iOS/Android/Amazon Echo/Google Nest Hubの全てに対応している点がポイントです。ソファーに寝転がってるときでもスマホのPinPで子供を監視できますし、机で仕事中でもGoogle Nest Hubで子供を監視できます。
あと、異常音声の識別機能もあり、異常音を検知するとスマホに通知を届けてくれます。異常かどうかはAIとかいうやつよくわからないやつが判断するらしいのですが、意外と精度がよく、子供の泣き声を検知すると1-2秒で通知が届きます。
1位じゃない理由: Google Nest Hubだと映像が3-5秒遅延する。
2位. タカラトミー ディズニー くまのぷーさんえらべる回転6WAY ジムにへんしんメリー
子供のおもちゃって、よく「生後すぐから○歳まで長く使える!」って書いてあるのですが、現実はそううまくいかないですよね。でもこれは、本当に2ヶ月くらい〜1歳手間までずっと使ってます。いろんな形で使えるタイプのおもちゃで、生まれた直後はベビーベットに取り付けて、動き始めた後はベビーサークルに取り付けて、今は地面に置いて使ってます。あ、私はメルカリで旧モデルを安く買ったのですが、ベビーベッドによっては旧モデルでないと取り付けられない場合があるので、購入の際は気をつけてください。
どこのご家庭も同じかもしれませんが、うちの子は子供用おもちゃで遊ぶことが少なく、日用品(例: おしりふきとか、塗り薬の蓋とか、桶とか)ばかりで遊んでます。そんな子でも、このおもちゃは自分でボタンを押して遊んでくれるので助かっています。
1位じゃない理由: プーさんの顔がなんかちょっと変じゃないですか?
1位. ピジョン 電動鼻吸い器
あらゆる子育てブログでオススメされまくってるのでご存じの方は多いと思います(その2)。これがないと子育てできる気がしないくらい便利です。生まれた直後は人力で吸うやつを使ってましたが、ほぼ毎日鼻水ズビズビになり、私の肺活量が限界を迎えていました。連続稼働時間に不安があったのですが、問題ないようです。「電源を入れたはいいけど突然暴れ出し、落ち着かせている間に吸引力が落ちてた」みたいなことはありませんです。毎回洗浄が必要な部分が少ない点・大人でも使える点なども良いところですね。オススメです。
育児以外編
7位. Belkin ドッキングステーション Connect Pro 12-in-1 INC006qcSGY
MacBookProとケーブル1本で接続できるドッキングステーションです。Thunderbolt 4でMacBookProと接続できること、90W給電に対応していることと、デュアルディスプレイ接続に対応*1していることが決め手となり購入しました。他、イヤホンジャックやUSB-A/C接続にももちろん対応しています。これなしでは仕事できないレベルの必需品になっています。
1位じゃない理由: 稀にディスプレイ接続が不安定となる。他にもっと良い製品があったら知りたい・・・。
6位. ダイソー 安眠マウステープ
みなさん、寝てるとき口呼吸になってませんか? 鼻呼吸を促進するいろんなグッズが販売されているのですが、どれも結構高いんですよね。これはダイソーで100円で買えます。口に貼って寝るだけです。高い製品とも比べたんですが、正直これの方がサイズ感・粘着力がよく、これをリピートしています。最近飽きたのであんまり使ってませんが・・・
1位じゃない理由: 増量キャンペーンが終わって入ってる数が少なくなった。
5位. BoYaTa ノートパソコンスタンド
よくあるノートパソコンスタンドですね。私は、MacbookProをこの上に置いて2つの外部ディスプレイと接続することで、トリプルディスプレイにて仕事をしています。少しお高いですが、角度調整がしやすいのに、利用時にパソコンの重みで落ちてくることがないのがすごく良いです。発熱対策にもなるかなと思っています。
1位じゃない理由: たまに「結局、これが無かったら困るのか?」って思ってしまうから。
4位. UGREEN 100W 4ポート PD充電器
最大100W出力、3xUSB-C、1xUSB-Aの充電器です。MacBookPro(96W以上必要)とiPhoneを同時に充電できること、机の上で使えるように底面に滑り止めが付いていることを要件に探し、購入しました。稀に出社する際にMacBookProの純正充電器の代わりに持っていったり、旅行時に使ったりしています。一番良いところは、各ポートを同時利用したときに結局何W出力されるかという仕様が明確であるところです(詳細はAmazonの商品説明を読んでね)。
1位じゃない理由: ポートの差し替えを行った瞬間、一瞬給電が途切れる。
3位. Alfred PowerPack
Mac用のlauncherアプリです。もう何年も利用し続けている私にとっては必須アプリですが、今年PowerPackという有償ライセンスをついに購入しました。主に仕事で活躍しています。
有償版でしか使えない機能をいくつか紹介します。クリップボード履歴機能は、クリップボードを1ヶ月くらい全部保存し、全文検索ができます。仕事で多数のURLとIPアドレスをコピペするので、特に後から検索できるのが便利です。スニペット機能は、あらかじめ定型文を記録しておき、クリップボード履歴と同じように全文検索できます。私はスニペットにSQLクエリやAPIエンドポイントなどを保存しています。WorkFlow機能は、自分でいろんな自動化を登録することができて、unixtimeの変換とかURL decodeとかが素早くできます。長くなりそうなので、また別途記事にしましょうかね。
1位じゃない理由: 有償版限定の 1 Password連携機能がなんか微妙だった。
2位. KINGONE iPadスタイラスペン
ジェネリックApple Pencilです。めっちゃ安いんですが、めっちゃ使えます。元々Apple Pencil 2を持っていたのですが、仕事用デスクの上で使うとすぐにiPadとのBluetooth接続が切れてしまうことに悩んでおり、代替を探していました*2。このペンはBluetooth接続不要ですが、書き心地が純正並によいです。絵を書く方にオススメしてよいのかどうかは正直分からないのですが、メモを取る用途で使っている方にはオススメです。
1位じゃない理由: 充電ポートの位置が変で、いつ充電ケーブルのコネクタを折るか不安。
1位. Logicool キーボード MX Keys mini KX700GR
Bluetooth等でワイヤレス接続できるマルチペアリング可能なキーボードです。久々に私好みのキーボードを見つけた気がします。このキーボードの魅力を文章で伝えるのは非常に難しいのですが、キータッチが軽いこと・テンキーレスであること・3台まで同時接続できることがポイントです。
ちなみに最近US配列がマイブームでして、US配列版を買い直したい*3のですが、US配列版かつ黒色のモデルが日本で販売されていないっぽいんですよね。どうにかして買い直そうかと思っています。
おわりに
いかがでしたか?
今年はあまり買い物をしていないかなあ・・・ と思ってたんですが、このように整理してみると全然そんなことありませんでした。来年はいくつか大きな買い物を予定しているので、更にベストバイが充実できるといいなあと思ってます。
はんドンクラブアドベントカレンダー2022はまだまだ続きます。過去の記事も、これから投稿される記事も、是非読んでみてくださいね。それでは。